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4-4 自分のデザイン

思考とは、自分を、開いていくことです。 マンダラートは、自分を開いていくツールです。 自分を開くと何が見えるか? あなたは、今、何を思い、何を考えているか? これから、どうなっていくのか? マンダラートは、こんな自分を開いて見せてくれます。 セルを開くということは、こうして自分を開いていくことなのです。 セルの開き方についてのポイントは 、わずか4つです。

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■ 答えを8つ出す マンダラの中心には「問い」がきます。 マンダラの中心セルは 常に問われている状態にあるのです。 だから、中心セルの周辺には 8つの空欄セルが用意されているので この8つのセルに、答えを8つ書いてみる、のです。 書く順序や 、どこから書くかなど 、一切気にしなくていい。 思いつくままに 書きたいセルに載せていけばいいのです。 学校時代の勉強では 、正解は1つだった。 2つも3つも書いてはいけなかった。 だが 、社会に出てみたら 答えは1つではないことが 、分かってきた。 言葉を変えれば 1つの答えではモノは分からない と 、分かったのです。

■ 1つでは答えにならない 1つの答えでは、本当に考えた答えにはならない、のです。 例えば「あなたの好きな食べモノは何ですか?」という問いは 無意識に「何が一番好きですか?」と聞こえてしまうでしょう。 こうして答えは1つだけだ 、と思い込んでしまったとしよう。 で 、やってごらんよ。 答えが出るか? 真面目に1つだけ選ぼうとしたら、「好きな食べ物」なんていう たあいもない問いですら、答えを出すのに 何時間もかかってしまう。 アレか 、ソレか 、いやコレもあったなぁ… 、と悩む。 で、こんなことにいつまでも悩んでいるわけにはいかないね? そこで「えいやッ!」と決めるしかない。 これを「いい加減」とか「適当に」というのです。 真面目にやれば 、悩み抜いても 、なかなか結論がでない。 その結果 、まあ 、こんなところでいいかぁと、いい加減に結論を出して、ごまかしてこなかったか? マンダラートは「好きな食べモノを8つ挙げてみよう」と問うのです。 8つ書いてもいいとなれば、頭に浮かぶモノを、とりあえず書き並べてみることができる。 こうして並んだ答えからは、いろいろなことが見えてくる。 「自分は こういうものが好きだったんだ!」 と好みの傾向が見えたり、人によってはてんでんばらばら、脈絡もなく並んでいたりするから、そこから また思考が始まるのです。

■ 答えから、答え探しが始まる マンダラに載った8つの答えは、さらに面白いことを教えてくれます。 8つ書き出された答えは 、すべて「自分」の答えです。 つまり、あなたが選び出したものだ。 ということは「自分」を中心にして集まった「答え」だということ。 この「答えたち」は、中心の「自分」が消えてしまえば 、集まっていた意味を失い、バラバラになってしまうのです。 例えば「自分の好きな食べ物」として集められてた8つのモノは、中心の「自分」が消えれば、何のつながりもなくなってしまうということです。 ここから、日常・現実的な「答え」というのは、一般解ではなく、特殊解なのだ 、ということに気づかされます。 例えば「どんなタイプの女性が好きですか?」という問いに [落ち着いて控えめなひと] [明るく活発なひと] などと、相反する答えを平気で書いていたりすることを発見します。 これも「1つだけ選び出す」という答え方では出てこないのだけれども、人間は平気で矛盾した答えを出すことが分かります。 アレもいいけれどコレもいい。 で、ホントはどっちだ? ここから、またまた、考えが拡がることになります。 つまり 、答えを書いたら終わりではないということ。 そこからがスタートなのです。 このような答えの出し方が、これまで気づかなかったものを見させてくれる。 気づかせてくれるのです。

■ 本当の答えはこれからだ さてマンダラには8つの答えが並ぶ。 先ほどの「好きな食べモノは何ですか?」という問いには、あなたの好きなモノが8つ並んだ。 で、どうする? それで終わりか? 問いは、まだ続くのです。 この8つの「スキなものたち」を眺めて 何を思うか 、です。 例えば「その好きなモノを ホントウに食べているだろうか?」という問いです。 大好物であればあるほど、それらを食べることで「ああ生きていてよかったぁ!」と 歓びを感じるはずです。 これらを、日々の暮らしに、どのように組み入れていくか? そこまで考えたときに 、ホントウの「答え」が見えてくる。 つまり、考えるということは、何らかの行動をして、何かを達成するために行うのです。 ここまで考えたとき、これまで見えなかった「自分」が見え始めるでしょう。 見え始めると同時に、生活が変わり始めます。 そのとき初めて「考えた!」と言えるのです。 今回は、これで終わりにしますが、少し難しいことを言ってしまったかも知れないなぁ。 でも、これを創造性の追求、と言うのです (笑) 。

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