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4-3 デザインとは?

■ 眺めながら発見していくワーク 私がデザインの仕事を始めた頃[ design ]という言葉の語義を調べてみたことがある。 ご存知のように、英語の辞書をひくと、いくつもの日本語訳が出てくる。そして、そのどれを選べばいいのかに悩まされる。 [ design ]という言葉も同じで、次のような訳語が並ぶ。 1.デザイン、図案、意匠   2.設計(図)、下絵、素描  3.筋書、着想、構想、しくみ   4.計画、目的、意図    (三省堂・ニューコンサイスより) 仕方がないから、これらの訳語を書き取って眺める。 眺めているうちに、表記された「順序」を逆にすると、デザインというワークの「流れ」になる、と気づいた。 デザインとは 1. 計画、目的、意図   を持って 2. 筋書、着想、構想、しくみ   を考え 3. 設計(図)、下絵、素描  を描いて検討し 4. デザイン、図案、意匠   を完成させる一連のワークをいう (コンサイスは、よく出来た辞書だった!) 言うまでもなく、今は、このような「眺める」ワークをマンダラを使ってやっている。 まさに「眺めて考える」ようにデザインしたツールが[マンダラート]なのです。

■ デザインとは完成後の機能をイメージすること デザインは、形を生み出したら「完成」ではない。 デザインは、形が完成したところから[働き]始める。 その[働き]が、デザインの持つ[機能]なのだ。 つまり、デザインとは、目的を達成させるカタチを創ることなのです。 「目的(意図)は、どんなシクミを創れば達成されるか」ということであって、この部分を、通常[コンセプト]づくり と呼びます。 そのコンセプトに対応して「どんな機能を発揮させたいのか」をイメージすることが[デザイン・クライテリア]です。 そして、この[コンセプト]と[クライテリア]に従ってカタチを生み出すことを、デザインと呼ぶのです。 つまり、次のようなマンダラが【デザイン】なのです。

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■ 生き方をデザイン する さて、私たちにとって最大のテーマは、自分の人生をどう生きるか、つまり「生き方」をデザインすることだ。 考えたり、行動したりすることの意味は、そういうことだと、私は考えている。 初講の 1-4 マンダラで環境を創る で、LifeArt というアプリを紹介しました。 改めて、そのデザインの流れを、マンダラにしてみましょう。

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こうして[ LifeArt ] がデザインされた。 LifeArt は、生き方をデザインするためのツールなのです。 これはまた、別の講義で詳しく話しましょう。

■ 優れた思考は[美しいカタチ]をしている デジタル・テクノロジーに取り囲まれ、情報のあふれるすぎた人生の場は、数多くの「余計なお世話」に取り囲まれている。 やらなくてもいいことを、簡単だから、便利だから、と押しつけられている。 「ちょっと便利」かも知れないが、やらなくてもいいこと、で溢れている、のです。 その結果、人生を見失わせるほど、多忙な日々を送らざるを得なくなって、いるのです。 つまり「価値観」を見失わせているのですね。 まず大事なことは、価値観を取り戻すことだ。 出来る、出来ない、ではない。 価値観を、取り戻すこと。 効率ではない、人間としての「価値観」だ。 価値観は、美しいカタチをしていなくてはならない。 美しいカタチとは、マンダを摑んだカタチのことだ。 それは、どんなカタチなのか? それを追求することが、生き方のデザインなのです。

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